現代人の子宮が冷えている!
赤ちゃんを育てる子宮には、栄養素を十分に送り届けるために多くの血管が通り、たくさんの血液が流れ込んでいます。
だから、子宮はお腹の上から触ってもポカポカと温かいはず・・・
ところがお腹に手を当ててビックリ(*_*)!!
お腹がひんやりした女性が近年増えているんです。
冷えとはつまり、血液がきちんと流れていない状態。
本来子宮にたくさんの血が集まる排卵期から生理前でもお腹がひんやりしていたら、かなり重症です。
思い生理痛や生理不順の原因は、血行の悪さにあることも多いんですよ。
年齢を重ねてば子宮は老化してだんだん動きが衰えていきますが、同じ年齢だから同じだけ老化するわけではありません。
血行が悪くて硬く縮んだ子宮と、きちんと血液が流れているふかふかの子宮ではその動きが段違い。
妊娠出産や生理痛をつらいものにしているのも、血行の悪さが子宮の動きを妨げているからかもしれません。
そして、この血行の悪さは子宮筋腫や子宮内膜症といった婦人病の原因にもなるんです。
つまり、ひんやりした触感は子宮からのSOS信号!
誰だってずっと寒いところで震えていたら風邪をひいてしまうし、もっとひどい場合は凍死してしまいますよね。
血行の悪い子宮は「寒いよ!助けて!」「このままじゃ病気になっちゃうよ」と叫んでいるんです。
便利な世の中は「使わないカラダ」を生む
皆さんはきちんと毎日運動していますか?
私はほとんどが車移動なので、ぜんぜん運動なんて出来ていません。
子宮冷えはもちろん冷えがちな人は運動不足による血行不良が圧倒的です。
朝は電車や車で出勤。
仕事はデスクに座ったまま。
洗濯物は洗濯機に入れるだけ。
街を歩かなくてもお買い物はネットで出来ちゃう…
機械やコンピューターのおかげで便利になった現代社会。
人はカラダをほとんど動かさなくても快適な生活が送れるようになってしまいました。
試しにどのくらいカラダを動かしたか1日を振り返ってみましょう。
疲れたなと思っても、座り続けたり立ち続けたり、むしろあまり動かなった事で疲れてはいませんか?
スポーツなどでカラダを動かすと疲れますが、全然動かないのもまた疲れるものです。
現代人が感じている疲れのほとんどは、実は「動かさな過ぎた疲れ」
足も肩も腰も、ほとんどが動かしていないから血の流れが悪くなり、筋肉が凝り固まったことで疲れを感じているだけなのです。
現代社会は、動かなくても用事が足せる便利な生活になった代わりに、あえて運動をしなくてはいけないという、ちょっと矛盾した状況に陥ってしまいました。
コリ対策に肩や首をマッサージしてあげるように、全身を動かして血行を良くしてあげることが必要といえます。
特に子宮にとって、下半身の運動不足は致命的です。
本来女性は毎月あれだけ「出血」しているので、血の巡りがとても大事であるのはいうまでもありません。
特に、足腰をしっかり動かして下腹部の血行を良くすることが大切です。
人気のジョギングやウォーキングは女性にまさにおすすめのスポーツ。
しっかり脚を動かせば、下半身のも血が巡り子宮も自然に動きます。
「便利」を上手に利用しつつも、カラダが怠けてしまわなように、意識的に使ってあげましょう!