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2021年妊娠率をアップさせる「正しい」タイミング法とは?体験者徹底解説

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タイミング法を実施するにはまず、基礎体温を毎日測ることが大前提です。

基礎体温からは、赤ちゃんを授かるために、あなたの身体で何が起こっているのか。ホルモン分泌がうまくいっているかどうか。
また、あなたの自身の今の身体の状態、快調なのか不調なのかを知ることができる、という点でも、とても重要です。

結論から申し上げますと「チャンス」、つまり妊娠可能な時期は排卵日の数日前~排卵日までの期間です。

この期間の中でも、より妊娠する確率が高い日というのがあるのですが、このあたりのことで誤解されやすい点について、以下、お話しておきます。

1.最も妊娠率が高い日

これについては多くの人が「排卵日当日」と考えているようですが、実際の妊娠率の高さの順では、
1位 排卵日前日
2位 排卵日と、排卵日の前々日
3位 排卵日の3日前
そして、排卵日の4日前になるとガクンと確率が落ちます。

2.基礎体温と排卵日の関係

基礎体温の変化をみると、排卵を境にして、体温の低い「低温期」と体温が上がる「高温期」の2層に分かれています。
高温期に妊娠すれば、高温期がそのまま続くのですが、妊娠しなければ、卵胞ホルモンと黄体ホルモンが減少し、それに伴って体温も下がり、再び低温期に入ります。

さて、「排卵日」ですが、以前は、高温期に移行する直前、ていおんきにひときわ体温が下がる日(最低体温日)があり、この時が排卵日と考えられていました。
ところが近年、超音波検査で卵胞の成熟の様子が分かるようになって、新たに分かったのは「必ずしも最低体温日=排卵日ではない」ということ。
実際には、「最低体温日の翌日に排卵する頻度が最も高いということが分かりました。

排卵の頻度としては、最低体温日の前日5%、最低体温日の当日22%、最低体温日(低温期の最終日)40%、最低体温日の翌々日(高温期の初日)25%というデータが出ているようです。

「最低体温日の翌日が排卵日」であることが多いとなると、排卵日の前日=最低体温日当日が、最も妊娠率が高いということになります。

そして、排卵日の3日前=最低体温日の2日前からの合計4日間、あるいはこの間の1日おきにトライすると、かなり確率が高くなります。
ただ、「この日が最低体温日だった、というのは翌日になってからわかるわけでしょ?まして最低体温日の2日前なんてもう過ぎちゃってるんだから、どうしたらいいの?」と思われるかもしれません。
毎日しっかり基礎体温をつけていれば、「最低体温日の翌日(=排卵日)」は今日なのね、ということはわかりますが、確かにそれが分かったときには、排卵日の当日より2日前までは、過去のことになっています。

排卵日にはトライできてもその前というのは難しい・・・。
病院でタイミング法を行う時は、ホルモン値や卵胞の成熟度を検査したり、観察したりしながら排卵日を予測するのですが、ここが、自分たちだけでタイミング法ををこなう難しさです。
でも解決策はあります。

1つは市販の「排卵日検査薬」を使う事

排卵直前に黄体ホルモン(LH)が急激に上がる「LHサージ」と呼ばれる現象があります。
検査薬で、この時期をキャッチするという方法です。

まとめ

タイミング法をにもコツやタイミング、様々な情報があります。
どうしたらいいか迷われることもあるかもしれません。

タイミング法はファーストステップです。
もしうまくいかないときは、悩まず早めに産婦人科等の先生に相談してみることをお勧めします。



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