【キングダム】武人ばかりの合従軍では異質な存在成恢(せいかい)
韓の武将成恢(せいかい)の初登場は合従軍の戦いです。
そのときに存在感のある顔面をしていたものすごい存在感を示していました。
今まであまり描かれることがなかった韓の武将成恢(せいかい)の登場でした。
今回はその成恢(せいかい)について簡単に解説したいと思います。
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【キングダム】成恢(せいかい)とは?
成恢(せいかい)は秦を討つために作られた合従軍に、韓の総大将として参加した武将です。
成恢(せいかい)は、合従軍五大将の一人に数えられており、武の達人たちが名を連ねる合従軍の中で唯一、毒を使う特殊な部隊を主力とする将軍です。
大陸中はもちろん、手に入る限りの毒を集めて研究し、致死性の高い戦い用の毒薬を開発しました。
成恢(せいかい)はかつて
「男も色をおぼえる絶世の美男子」
キングダム第292話
と言われていましたが、強力な毒を扱い続けたため、顔には黒い血管が浮き出た、醜い容姿に変貌したとキングダムでは描かれていました。
キングダムの時代では、毒を使う戦法がまだ確立されていないこともあり、函谷関を守る兵士たちは、成恢(せいかい)の毒兵器部隊に苦しめられます。
その中でも、8日後に死ぬという、猛毒を浴びせられた張唐(ちょうとう)達の部隊は、次々と配下の武将が倒れてしまい、大きな打撃を受けることになってしましました。
しかし、張唐(ちょうとう)と桓騎(かんき)の決死の作戦により、成恢(せいかい)は函谷関の正面に陣取っていたところを、奇襲されます。
『毒は人を殺す効率化をもとめたれっきとした武器だ』
キングダム第303話
と、成恢(せいかい)は余裕を見せますが、毒に体を蝕まわれながらも張唐(ちょうとう)の勢いは止まらず、逃げ腰のところを攻撃され、あっけなく打ち取られてしまします。
知略や指揮の面では優れていた成恢(せいかい)でしたが、敵を前にしておびえて逃げ出すなど、他国の将軍に比べると、一軍の将としては、いささか見劣りしてしまいます。
当時の韓は小国で、同じ時代に名将と呼ばれる武将が少なかったこともあり、人材不足などの理由から将軍と呼ぶには未熟な成恢(せいかい)が選ばれたのではないかと考えられます。
ちなみに成恢(せいかい)は、戦国時代を描いた
『戦国策』
という書物に登場しています。
しかし戦国策の成恢(せいかい)は400年も先の時代に登場する人物のため、
残念ながらキングダムに登場する成恢(せいかい)は史実上は架空の人物として考えられます。
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