結論から言えば渋沢栄一の盟友です。
2021年大河ドラマ青天を衝けでも大きな存在感を示すであろう大倉喜八郎・・・
きっと大物の俳優の配役が近々発表されることになると思いますが・・・非常に楽しみです。
そして渋沢栄一との関係もとても深い人物なので、これからさらに青天を衝けを楽しくご覧になるためにも少しご覧になっていただきたいと思います。
ウィキペディアでは
大倉 喜八郎（おおくら きはちろう、天保8年9月24日（1837年10月23日） - 昭和3年（1928年）4月22日）は、明治・大正期に貿易、建設、化学、製鉄、繊維、食品などの企業を数多く興した日本の実業家、中堅財閥である大倉財閥の設立者。
大倉喜八郎 - Wikipedia
と書いてありますが、もっと詳しくわかりやすく解説していきます。
是非最後までご覧ください。
幕末から日露戦争までを戦い抜き、2度首相を務めた軍人政治家
1837年、越後国蒲原郡新発田町(現：新潟県新発田市)に生まれます。
家は代々、新発田藩の大名主で、農家でありながら名字帯刀を許された家柄でした。
学問好きの父親の影響もあり、幼い頃より四書五経、書、そろばんなどを学んでいました。
1854年、17歳の時に江戸の出て、麻布の鰹節店に丁稚見習いとして奉公します。
丁稚時代には安田善次郎と交友関係にありました。
1857年大倉屋を開業。
大きな利益を得たが、開港した横浜港を視察したことを契機に、1867年、神田に銃砲店を開業しました。
幕末の情勢下で幕府や諸藩から注文が殺到し、戊辰戦争では東征大総督・有栖川宮幟仁親王（ありすたかのみや たるひとしんのう）の御用達を命じられるなどして利益を得ました。
※有栖川宮記念公園
有栖川宮記念公園
有栖川宮記念公園は、広尾駅と麻布十番駅にほど近い都会の真ん中にありながら、お子様連れやご家族でのんびりお出かけいただける閑静な公園です。自然も豊かで四季の草花、野鳥もご覧になれます。
大倉喜八郎（おおくらきはちろう）大河ドラマ青天を衝け何をした人?
明治維新後、欧米の社会、経済を視察し、1873年に大倉組商会を設立。
貿易事業及び、政府の御用事業に乗り出しました。
台湾出兵の際は平たん輸送を独占的に引き受け、その後、朝鮮やインドとの貿易にも手を広げます。
1893年、合名会社大倉組に改組後は、日清・日露両戦争に軍御用達として軍需物資や食料の調達を独占して巨利を得ました。
また、中国、満州の利権を獲得し、満州の鉱山の採掘事業に着手し、日中合弁会社を創立。
その他、陸軍の肝いりで、三井物産らと合同で中国向けに武器の独占販売・輸送を行う組合も設立するなど、次々と事業を拡大していきました。
渋沢栄一とは1875年、東京会議所の肝いりとして顔を合わせて以来、50年以上に及ぶ親交を持ち、栄一が創立した会社の取締役や監査役として関係していました。
大倉自身も大倉土木組（現：大成建設）、日清豆粕製造（現：日清オイリオ）、東海紙料（現：東海パルプ）など多くの会社を設立しました。
1918年には、大倉組を大倉商事株式会社に改称、大倉組のコンツェルン化を図りました。
また、1900年、自らの還暦と銀婚祝いの事業として、私財を投じて大倉商業学校（現：東京経済大学）を創立、教育にも注力しました。
1928年、92歳で生涯を終えました。
大倉喜八郎（おおくらきはちろう）大河ドラマ青天を衝け渋沢栄一の関係とは?
渋沢栄一の設立した11社と関係財界相棒として交流を持つ
大倉喜八郎は、生涯500もの会社の設立にかかわったという渋沢栄一の実業界における重要なパートナーの一人でした。
大倉組に払い下げられていた札幌麦酒醸造所を栄一に譲渡し開業に至った札幌麦酒会社(現在のサッポロビール)、大倉の他、渋沢や益田孝ら財界の要人が発起人となって開業した帝国ホテル、会長・渋沢栄一、取締役・大倉喜八郎らの布陣でスタートした帝国劇場など、大倉は栄一とともに多くの会社を誕生させている。
大倉が３歳年長で、大倉92年、栄一91年の生涯と、ほぼ同時期を生きた2人は、近代日本の礎を作った二人でした。
