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不妊症は女性が原因?太っているけど妊娠きる?飲酒や睡眠など不妊症の原因徹底解説

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みなさんの不妊症の原因も様々なのではないでしょうか?

一昔前では女性だけの原因だと思われていた、不妊症も男性が原因の場合もたくさんあります。

私共夫婦は私が子宮内膜症ということもあり、私が原因だろうと思っていましたが、検査をしてみたところ旦那のほうに原因がありました。

一年以上検査をしてきて、やっと原因がわかったので、もっと旦那と一緒に検査してればこんな遠回りをしなくてよかったのではないかと思います。

今妊娠できない方や、不妊治療を行っている皆様にもぜひ、夫婦で検査をしていただくことを絶対おすすめします。

今回はそんな話や飲酒や睡眠、原因が分からない場合の対策などを紹介いたします。

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不妊症の原因はやはり女性の方が多いのでしょうか?女性だけ治療は可能なの?

不妊の原因が男女それぞれにあります。そして男性側の協力も必要不可欠です。

女性と男性とで、不妊治療に対する考え方や意欲に違いがあり、温度差が出てきてしまうケースは少なくないようです。

まずは女性側から不妊症の検査を始めることは可能です。

ただし、不妊症の半分は男性原因です。

不妊治療を効率的に行うには、男性にも検査を受けてもらうことが重要です。

それを理解していただくためにも、ここで妊娠が成立するまでのプロセスをみてみましょう。

1.卵子の成熟と排卵

まず、脳下垂体から卵胞刺激ホルモンが分泌され、卵子が入っている袋=卵胞を発育させます。

卵胞が2cmくらいになると黄体化ホルモンの分泌が急上昇して卵子が成熟していき、およそ36時間後に卵胞が破れて卵子が放出される「排卵」が起こります。

同時に、卵胞が大きくなる過程でエストロゲンが分泌され、子宮内膜が厚くなります。

排卵後は、殻になった卵胞に抗体が形成されてプロゲステロン(交代ホルモン)が分泌され、子宮内膜を受精卵が着床しやすい状態に整えます。

2.卵子と精子が出会う

排卵期になると、子宮の頸管部からサラサラした酔余以西の分泌物が増え、精子が通りやすい状態になります。
このタイミングで性交渉をもつと妊娠の確率が高くなります。

1回の射精で放出される精子の数は1~2億個といわれますが、膣から子宮にさかのぼって入ってきた元気な運動精子は子宮内を移動していきます。
そして卵管を通って、卵管の先の卵管膨大部というところで卵子と出会います。

3.受精卵が生まれ、妊娠成立

卵管膨大部にたどり着いた数万~10万ほどの精子のうち、たった1つが卵子に入ると、いよいよ受精卵の誕生です。
受精卵はおよそ1日ごとに4細胞胚、8細胞胚、桑実胚、胚盤胞と分割しながら子宮内へと運ばれていき、排卵してからおよそ1週間後に子宮内に到着。
子宮内膜に根を下ろして着床します。
これが妊娠のスタートです。

女性側の要因では卵管障害が多く、
男性側では精子の障害が多い

この一連の複雑なプロセスのうち、何か一つでも問題があれば妊娠は成立しません。

不妊の要因は、男性と女性とでほぼ半々です。

女性側の原因としては、卵管の通りが悪くなっているために受精卵が子宮に戻れない卵管障害が訳60%と最も多くなっています。
次いで排卵障害が20%
着床障害・頸管障害が数%
などがあげられます。

男性側では、精子の数が少なかったり、運動率が低かったりする精子の問題が60~80%ほどとされています。
他に、勃起不全や射精障害などの性交障害があげられます。

さらに原因はひとつとは限らず、女性と男性双方に不妊の要因があることも多いのです。

不妊治療では、妊娠のしくみや不妊の背景を男性にもよく理解してもらい、男女で協力して治療を進めることがとても大切になります。

なかなか最初は勇気がいるかもしれないですが、最近では、以前に比べてカップルで検査や相談に行くことも多くなっているので、男性も気後れせずに受診して欲しいと思います。


太っていると妊娠しにくいというのは本当ですか?

太り過ぎると排卵障害が起こりやすく妊娠しにくくなります。

たまに聞くのが太っていると妊娠しにくいとの話を聞くことがあります。

ふっくらとした女性はとても魅力的で、母性を感じますが、妊娠に関しては「肥満」の場合、妊娠率が下がることがわかっています。

理由の一つは、肥満の人は脂肪が多いことです。

脂肪にはエストロゲンを分泌する作用というものがあり、脂肪細胞が多くなりすぎると、そこから分泌されるエストロゲンも過多になり、卵巣から排卵を抑制してしまう傾向があります。

また、肥満の人はインスリンの分泌が多いことも挙げられます。

インスリンは膵臓から分泌される血糖値を下げるホルモンですが、男性ホルモン、女性ホルモンのの分泌にも大きく関わっています。

過食によってインスリン分泌が多くなると、男性ホルモンの働きが多くなり、女性ホルモンの働きが邪魔をされて月経周期の乱れや排卵障害が起こりやすいと言われています。

 
では、「肥満」とは、どのくらいの状態を示すのでしょうか。

目安となるのが、肥満指数・体格指標ともいわれる

BMI=体重(kg)÷【身長(m)×身長(m)】

上記式に、自分の身長(※メートルで計算)と体重を当てはめて計算した数値が、18.5未満は「やせ型」、18.5~25未満が「標準」、そして25以上は「肥満」に相当します。

BMI値が25以上なら標準体重になるように食生活などの見直しをスタートしましょう。

また、男性の肥満は、精子の状態の低下や性交渉回数の減少など不妊の要因になるので、やはり注意が必要になります。

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妊娠に向け、生活習慣を整えるのはとてもとても良いことです。

生活習慣のポイントを7つ紹介いたします。

1.バランスよい食生活をする

日頃の食生活が炭水化物や糖質の多い食事に偏っていれば肥満になりやすくなります。

糖質、炭水化物を減らして、肉・魚・卵・チーズなどのたんぱく質や良質な脂肪を十分にとってください。

妊娠力をアップする食べ物の詳しい内容はこちらをご覧ください。

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一方で、ダイエットのために食べる量を大幅に減らしたり、野菜しか食べないといった極端な食事制限などをすると、妊娠に必要な栄養素が不足します。

やはり妊娠を望むのであれば、バランスシートのよい食生活を送ることが基本です。

特に全身の細胞の材料となるたんぱく質はしっかり摂るようにします。

最近では、糖・炭水化物を減らして、肉、魚、卵、チーズなどたんぱく質や、良質の脂質(オリーブオイル、バター、亜麻仁油などがよく、マーガリン、サラダオイルなどは避ける)を摂ることをおすすめします。

2.適正体重を保つ

上記でも説明させていただいた通り、肥満は妊娠率を低下させてしまいます。

標準体重の範囲を超えている人(BMI25以上)は、食生活を改善して体重を落としましょう。

なお、運動では減量はできません。

体重管理はあくまでも食生活が中心です。

糖質は脳や体の活動エネルギー源として使われますが、余ると脂肪として体に蓄えられます。


また、糖質を多く摂り過ぎると体内でAGEs(終末糖化産物)という物質がつくられ、これが細胞の老化を進めると指摘されています。


糖質を多く含むのはご飯やパン、麺などの主食と、イモ類、菓子類、清涼飲料水などです。


主食をいつもの3分の1に減らし、甘い食べ物、飲み物を摂る回数を減らすなどして、体重をコントロールして下さい。


一方、エネルギー不足を補うためには、主食を減らした分だけ、おかずは1.5~2倍は摂るようにすることが大切です。

減らすだけが糖質制限ではないのです。

3.喫煙習慣のある人は禁煙を

妊娠に関して、たばこは害は明らかです。

特に喫煙する女性は卵子の数が、たばこを吸わない女性に比べ、半分になっているともいわれています。

また女性が喫煙していなくても、パートナーの男性が喫煙者でその副流煙のさらされると、不妊のリスクは同様に高まります。

男性の精子の減少、勃起力の低下も明らかです。

最近は禁煙外来も多くなっていますから、男性もこの機会に禁煙に取り組んでください。

4.大量の飲酒をしない

飲酒は少量であれば、それが直接、妊娠率に影響することはあまりありません。

しかし、飲酒が習慣になると次第に量が増え、肥満や生活習慣病につながる事もあります。

また妊娠初期の飲酒は胎児の異常にも関係しますから、妊娠後は飲酒を避けるのが原則です。

そう考えると不妊治療期間は、アルコールは少量をたまに楽しむ程度にとどめておくのが適当です。

5.カフェイン飲料は、少しならOK

コーヒーや紅茶、緑茶などに含まれるカフェインは多く摂り過ぎると、妊娠率が下がることが指摘されています。

コーヒーを何杯もがぶ飲みするような飲み方は避けましょう。

1日1~2杯程度の少量であれば、それほど気にすることはありません。

リラックス効果の高いハーブティーなどもおすすめです。

6.運動などで、よく体を動かす

運動は、どんどんして下さい。

運動を習慣にすると自律神経のバランスが整い、月経周期が安定します。

また体を動かすことで血流が良くなると、血液中の栄養や酸素が卵巣にも十分に行き渡り、より元気で質の良い卵子をつくる事にもつながります。


デスクワーク中心で普段体を動かす機会が少ない人は、ウォーキングなどの運動を生活に取り入れてもいいと思います。

血流を良くするという意味では、湯船に浸かる入浴や、体を温める服装も意義があります。

7.良質な睡眠をとる

夜に睡眠を促すのは、メラトニンというホルモンです。

このメラトニンには強い抗酸化作用があり、卵子を酸化ストレスから守る働きがあります。

実際にメラトニンを投与するとl、卵子の質が改善し、受精率や妊娠率が高まるという研究データもあります。

メラトニンの分泌を増やすには、生活リズムを一定にすることです。

夜はできれば12時前に就寝し、朝は決まった時間に起床して朝の光を浴びましょう

夜更かししてテレビやスマートフォンを見続けるのはやめ、早寝早起きの規則正し生活を心がけていただければと思います。

良質な睡眠をとるためのハーブティーに関しても書いていますので、こちらも是非ごらんください。

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